ラグビー初心者へ送るブログ ~ルール編(得点方法)

おはようございます!

 

 

こんにちは!

 

 

こんばんは!

 

 

 

 

 前回に引き続きルール解説をしていきます!

 前回まででラグビーの服装、人数、試合時間、ポジションについて紹介しておりますので気になる方はぜひチェックしてみてください。また、これは毎回書かせていただいているのですが、誰が書いているかわからない状態で読んでいただくのは大変恐縮ですので、できれば第一回の自己紹介の記事を太字の部分だけでも目を通してくださると助かります。おそらく今読んでくださっているみなさんより私は若造ですので。

 

では早速参りましょう!今回の目次は以下の通り。

 

 

(1)ラグビーではどんなふうに点が入るの?

 

(2)ラグビーの反則ってどんなのがあるの?

 

 

よろしくお願いします!

 

 

(1)ラグビーではどんなふうに点が入るの?

 

 これについてはW杯の試合を見た方ならわかりますよね!一回のトライで5点、その後のコンバージョンキックが入ればさらに2点追加です。

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トライを決める日本代表 福岡選手

 

 

 さて、ではトライについてもう少し詳しく見ていきましょう。トライというのは、相手陣のインゴール(ゴールライン上を含む)にボールをグラウンディングした際に認められます。つまり、ボールを持った状態でインゴールに走り込んだだけではトライにはならないということです。そのボールを地面に触れさせて初めてトライが成立します。

 

 また、忘れてはならないのが認定トライ

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ゴール前でスクラムから認定トライを取る 天理大学

これはゴール前で相手の反則さえなければトライになっていたであろう状況のときに、レフェリーの判断でくだされるトライのことです。例えば相手ゴール前でスクラムを組んで、相手が故意にスクラムを崩す反則をしたときには認定トライとなり、ボールをインゴールにグラウンディングせずともトライとなることがあります。ここでポイントなのは、認定トライの場合中央にトライしたことになり、コンバージョンキックは省略されて自動的に7点入るということです。これを知らないと観客席やテレビの前で一生キックを待ってしまいますね。

 

 コンバージョンキックはトライと密接に関係しています。

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コンバージョンキックを狙う元日本代表 五郎丸選手



先ほどトライはボールを地面に触れさせて初めて成立すると述べましたが、みなさんはボールを持った選手がインゴールですぐにグラウンディングせずに中央付近まで走ってからグラウンディングするのを見たことはありませんか?これには後のコンバージョンキックの成功率を高める効果があり、決してただの自己満足のウィニングランではありません。コンバージョンキックはトライをした地点の延長線上から行うことができます。つまり、インゴール中央にトライすればゴールポストの真正面から蹴ることができ、インゴールの端にトライした場合グラウンドの端からキックしなくてはならないということです。言わずもがな正面から蹴った方が成功しやすく、端から蹴るほど角度がつくため決めるのが困難になります。しかあし、キッカーのなかにはど真ん中だと逆に絶対決まるだろうというプレッシャーになって嫌だという人もいます。キッカーはみんながみんな図太い神経で蹴っているわけではないんですね。

 

 次に紹介する得点方法はドロップゴールです!

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ドロップゴールを狙う元ニュージーランド代表 ダン・カーター選手


これはかなりハイレベルは試合でしかお目にかかれない代物です。何かと言うと、フィールドプレーの最中にキッカーがボールをキックオフの時のようにボールを一度地面にバウンドさせて蹴り、それをゴールポストに通すというもの。成功すれば3点が入ります。コンバージョンキックや後に紹介するペナルティーキックと違ってマイボールのときならいつでも狙える飛び道具という見方ができます。字面だけでどれだけ伝わったかはわかりませんが、この技相当難しいです。まずは敵陣にいること、キックの性質上正確さが落ちがちなのでなるべくグラウンド中央にいることなどが前提条件です。そのうえで相手のプレッシャーを受けながら主にハーフ団の判断でキックをします。シビアな試合ではこれが決まることでその3点がじわじわ効いてくることもありますし、1,2点差で負けてるチームがラストワンプレーでドロップゴールを成功させてサヨナラ勝ちなんていうシーンもまれにあります!これはかなり興奮しますよ!

 

 最後に紹介するのはペナルティーゴールです!

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PGを狙うサンウルブズ パーカー選手

相手が大きな反則(次回詳しく説明します)をした際にこれをする権利が与えられます。攻撃側はその反則が起こった地点からキックティーを用いてコンバージョンキックと同様にゴールポストへキックすることができます。これが成功すると3点です。トライで一気に7点入ると思えばたかが3点のように思えますが、されど3点です。僅差の試合であればあるほど終盤になるにつれて勝敗に響いてきます。ゲームのコントロールが上手いチームはペナルティーキックの使い方もかなり上手く、じわじわと点数で相手にプレッシャーを与えられます。

 

 ここで一つ注意しなくてはならないのは、もし試合終了したときに同じ点数だった場合、トライ数が多いチームの勝ちになるということです。例えば10-10だったとして、あるチームはトライの5点を2回、もう一方のチームはトライ1回とコンバージョンキック1回、ペナルティーキックの3点が1回だったとすると、前者がトライ数で上回るので勝者になるということです。

 

 では、もし点数もトライ数も同じだったら?この場合、総当たり戦などの場合は除きますが、基本的に抽選で勝敗が決まります。たとえ全国大会といった重要な試合であってもです。サッカーのようなPKは存在しません。それがラグビーにおいて最も残酷な制度であると私は思います。自分は抽選の経験はありませんが、勝った方も負けた方もなかなか納得がいかないはずです。このルールばかりはいつか変わらないかなと願うばかりです。

 

 今回は得点方法について紹介しました!次回はここが一番ややこしい、反則について解説していきますね!

 

では!