ラグビー初心者へ送るブログ ~ルール編(ポジションBK)~

おはようございます!

 

 

こんにちは!

 

 

こんばんは!

 

 

 

 毎日毎日コロナ自粛で退屈な時間がぐっと増えましたね。そんな時間を利用してこの記事にたどり着いてくださったみなさんへ、よい情報を届けられるように張り切って書いていきたいと思います!

 

 今回は前回に引き続きポジション解説、バックス(BK)編ということでやっていきます!

まだ前回のFW編に目を通してない方はそちらからぜひご覧ください!また、これは毎回言うようにしているのですが、どこの誰が書いたかわからない記事を読んでいただくのは大変恐縮ですのでぜひ第一回の自己紹介の記事、太字の部分だけでもご一読の上今回の記事を読んでいただけると助かります。

 

 では、早速参りましょう!

 前回同様番号の小さい順に紹介していきますね!

 

 

 

9:スクラムハーフ(SH)

 

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球を捌く南アフリカ代表 デクラーク選手

 

 9番は攻撃の心臓部、スクラムハーフです!スクラムではマイボール時にボールを投入する係を担い、あらゆる攻撃の局面で最初の球出しをします。ディフェンス時には仲間のディフェンスラインを整えたり、相手に抜かれたときにフォローに入ったりします。常に戦局を見極め、ゲームをコントロールする高いラグビーIQが必要です。また、攻撃の起点であるため、常にボールのもとに駆け付けられる高いワークレート(運動量)や、状況に応じてキックもできるスキルなども求められます。

 

 スクラムハーフには小柄な選手が多いです。これには理由があって、基本的にラグビーはサイズが大きい選手の方がパワーがあるため有利なのですが、ハーフに関しては一番の仕事はタックルではなく球捌きであり、すばしっこさが必要なのです。また、球捌きをするということは地面のボールを拾って仲間に供給するということですので、背が低いほうが拾う際にかがむ量が少なくて済むんです。小さな戦士がグラウンドで躍動する姿は大型の選手とは違ったかっこよさがありますよ!

 

 

 

10:スタンドオフ(SO)

 

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パスをする日本代表 田村選手

 10番は攻撃を組み立てるスタンドオフです!最近の主流の言い方はふらいスタンドオフなのですが、フライハーフ(FH)という言い方をすることもあります。スタンドはハーフから出された球を最初にキャッチし、そこからその球をBKに供給するのか、FWに預けるのか、キックをするのか、自分でランで仕掛けるのかを瞬時に考えて正確に実行します。よって、高いパススキル、ランスキル、キックスキル、状況判断能力が必要です。チームで一番キックが上手であることが多いので、コンバージョンキック(トライ後のキック)やフィールドプレーでのキックはスタンドが担いがち。一言で言うと、めちゃくちゃラグビーのセンスがある選手といった感じです。

 

 体格はハーフほどではないですが小柄な選手が多いです。これもスタンドの仕事がコンタクト(接触)プレーではなく、パスやキックといったプレーだからです。より動きやすい、シャープな体つきをしています。個人的な意見ですがスタンドはいわゆる女性受けするタイプのイケメンが多いです。プレーも泥臭いFWと比べたら華のあるものばかりで、初めてラグビーを見る人が魅了されやすいポジションでもあると思います!

 

 スクラムハーフスタンドオフを合わせて「ハーフ団」と呼びます!ともにアタックを牽引するチームの心臓です。

 

 

 

11・14:ウィング(WTB)

 

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トライを取る日本代表 福岡選手

 

 11番と14番はウィングと呼ばれるトライゲッターです!11番が左、14番が右ですが、試合中場面ごとに如何様にも変化するので特に気にしなくて大丈夫ですよ!ウィングの仕事と言えばグラウンドの端に構えてスペースを一気に切り裂いてトライを取りきること。ディフェンスでは基本的に後ろの方に構えて相手からのキックを処理します。他のどのポジションよりもキックキャッチのスキルが必要です。

 

 ウィングも小柄な選手が多いです。とにかく相手が触れないようなスピードが命ですので、短距離の陸上選手のような体型をしています。ですが、たまに体格の大きい、パワーのあるタイプのウィングもいます。日本代表だとアタアタ選手がこれにあてはまったと思いますが、彼らは決して足が遅いわけではありません。俊足でかつFWのような体格の選手だということです。こういう選手が外に待ち構えていると、最終的に小柄なウィングの選手との真っ向勝負になり、アタックが圧倒的に有利になるんです。フィジーのナドロという選手は120kgほどの体重ながら俊足で、キックも上手いというまさに怪物ウィングでした。個人的にはクールでイケイケキャラの人が多いイメージです。

 

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豪快なランのフィジー代表 ナドロ選手

 

 

 

12・13:センター(CTB)

 

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パスをする日本代表 中村選手

 

 12番と13番はセンターと呼ばれる万能な選手の多いポジションです。12番を特にインサイドセンター、13番を特にアウトサイドセンターと言います。アタックでは外の選手へパスをしたり、裏が空いていればキックをしたり、ランでいけそうならブレイクしにいったり、相手に自らコンタクトしにいったりします。スタンドとは少し異質ですが、このポジションも高い状況判断能力が必要です。ディフェンスでは相手のBKとマッチアップしてどんどんタックルします。

 

 BKの中ではコンタクトが多いため、プロだと100kgクラスの選手も少なくありません。個人的にはインサイドセンターが全ポジションの中で一番難しいのではないかと思っています。日本代表でこのポジションを担っていたのは中村選手で、彼が何度チャンスを作り、逆に相手のチャンスを潰してきたかは数えきれませんが、そんな彼にいまいちスポットライトが当たっていないのが少し不服です。

 

 

 

15:フルバック(FB)

 

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コンバージョンキックをする元日本代表 五郎丸選手

 

 15番はディフェンスの最後の要、フルバックです!このポジションの仕事はアタックでは臨機応変に参加すること。ディフェンスでは相手からのキックを処理したり仲間が抜かれた際にタックルで仕留めに行ったりすることです。ランスキル、パススキル、キックスキルに加えてキックキャッチスキルも求められます。アタックでは「ここで走り込めばチャンスになる」というのがわかる嗅覚があり、ディフェンスではなんといっても安心感のある選手が重宝されます。

 

 11、14、15番を合わせてバックスリーと呼びます。ディフェンスの際にディフェンスラインを形成せず、後ろに構えてキック処理をする3人です!

 

 

 

 以上でポジション紹介バックス(BK)編を終わります!

 次回は得点方法と反則について紹介していきますね!

 

では!